代表あいさつ

１９９２年、ワーキングホリデーで訪れたオーストラリアで、私は初めて旅行の仕事に関わりました。日本からの便が毎朝乗り入れてくるケアンズは、時差も少なく、当時は、日本人に人気のハネムーンリゾートとして賑わっていました。早朝４時には到着するフライトに合わせて、朝は空港へお出迎え、その後、キュランダ鉄道観光、熱帯雨林ツアーやクルージングアシスタント、ホテルのゲストリレーションデスク担当などをしながら経験を積んでいきました。

帰国後はしばらく、国内添乗員として日本各地の名所、旧跡を旅するお仕事もさせて頂きました。１９９５年、アメリカに留学するチャンスに恵まれた私は、旅行とは全く違う会計学を専攻し、ビジネスの基本的な流れについても学ぶことになります。

２０００年の卒業と同時に、アルバイトのつもりではじめたツアーガイドの仕事に夢中になり、大手旅行会社で観光専門のガイドとして４年間、とにかく朝から晩までみっちり、時には週８０時間以上働いていたのを覚えています。その時、現場であがってくる様々なお客様からいただく声を、会社の内部にまで伝えられない自分をいつも歯がゆく感じていました。

２００４年、英語ガイドとしてローカルの大手バス会社へ移籍し、フリーランスガイドとしてお仕事をしながら、アメリカのチャレンジ精神に触れることになります。「本当に自分のやりたい仕事をしたいなら、自分でツアー会社を設立すればいいんだ！」と思い込み、今年で１０年目を迎えます。これまで出会った人々と過ごした、忘れられない貴重な毎日の積み重ねが、私のやる気と元気の原動力。彼らに感謝の気持ちで一杯です。そして、これからお会いできる皆様ともっともっと素敵な想い出を創っていきたいと本気で思っているこんな私が、ニューヨークでお待ちしています。

Big Apple Network, Inc.
代表　水本寿見子